カーボンニュートラルの実現に向けたエムエム建材の取り組み
金属スクラップの資源循環を可視化するプラットフォーム「STELLAR HUB™」
日本の鉄鋼業は、CO₂排出量の多い産業の一つであり、カーボンニュートラルの実現に向けた変革が求められています。
電炉鋼材の活用や原料となる金属スクラップの確保に注目が集まる中で、資源循環を支える情報の見える化と活用環境の整備が重要なテーマとなっています。
一方で、サプライチェーン全体でデータを取得・共有できる共通基盤は十分に整っておらず、環境価値を客観的に示すための透明性確保が課題でした。
こうした背景を踏まえ、エムエム建材とNTTドコモビジネス株式会社は、金属スクラップの流れを可視化するプラットフォーム「STELLAR HUB™」を開発し、サービス提供を開始しました。
本サービスは、建築物の解体工事や製造・加工工程で発生する金属スクラップについて、「どこで、どのような由来を持つ資源が発生し、流通してきたのか」という情報を、サプライチェーン横断で管理・可視化する仕組みです。
金属スクラップのトレーサビリティを明確化することは、品質管理や不正防止、環境負荷評価などを通じて、責任ある調達に関する説明責任を支える情報基盤の整備につながります。
また、トレーサビリティの適切性について「第三者認証」機関による評価を取得し、資源循環性証明を付与された鋼材「STELLAR HUB STEEL™」を展開しています。
エムエム建材は、企業のサプライチェーンにおけるデータ連携を強化し、環境負荷低減や新たな付加価値創出に資するグリーン戦略の推進を後押ししていきます。
クローズドループ型の資源循環モデル確立 ~自社発生鉄のアセット化
エムエム建材は、TREホールディングスグループのリバー株式会社および東京製鐵株式会社と連携し、「リバー藤沢事業所建替工事」において、解体時に発生した鉄スクラップを回収・溶解・再資源化し、新たな鋼材の一部として新社屋に使用する、クローズドループを実現しました。
本スキームでは、解体時に発生する金属スクラップを従来の副産物としての扱いにとどめることなく「自社の資産(アセット)」として捉え、自社の新たな建築物への活用を促すことを目的としています。
あわせて、プロセスにおけるトレーサビリティと適切性を担保することで、自社由来の金属スクラップに新たな付加価値を付与している点に特徴があります。
エムエム建材では、本取組みを通じて、持続可能性の観点から国内資源活用の高度化や環境負荷低減への貢献を図ると共に、金属スクラップの管理・活用のあり方を含めた他プロジェクトへの展開可能性について、引き続き検討を進めてまいります。















